必見!女性営業職のおすすめファッション ~売れる営業ウーマンの髪型・メイク・服装・持ち物・必需品~

まず大前提としてお伝えしたいのは、ビジネスにオシャレは必要ありません。ビジネスに必要なのはマナーです。
商談相手が男性でも女性でも、ビジネスマナーを意識しましょう。

最後には、転職活動シーンでのポイントも加えていますので、今後の参考にどうぞ。

1.女性 営業職 おすすめの服装

まず3つのポイントを押さえましょう

  • 清潔感
  • ベーシックで品があること
  • 仕事がしやすい・動きやすい

清潔感は、女性に限らず営業職には必要不可欠な要素です。

1-1.スーツ選びはシンプルに

色は黒、グレー、ネイビー、ベージュが無難です。ただし、黒色の場合は、冠婚葬祭にならないようフォルムに気を付けましょう。
カラースーツは、アパレル業界や広告業界、IT業界などは良いかもしれません。

1-2.ジャケットは丈の長さと色に注意

襟はあるものを選びましょう。季節に合わせた生地を選ぶのも大切です。春夏用と秋冬用で分けましょう。
丈は、ヒップの真ん中くらいにしましょう。短すぎるとカジュアルになり過ぎます。

色は、ベージュやグレー、ネイビー、黒色が無難です。

1-3.インナーで遊びすぎないように

襟回りが開きすぎないカットソーまたはシャツが良いでしょう。レギュラーカラーシャツでもスキッパーカラーシャツやフリルシャツでも構いませんが、個性的になり過ぎないように。
色は、優しめのものや明るめを選びましょう。ビビットな色は、好まれない場合がありますので注意しましょう。

柄は、無地かストライプが良いですね。

1-4.ボトムはタイトスカートがベース

タイトスカートが基本線で、丈はひざ丈がベストです。特に短くなりすぎないように注意しましょう。
活動量・行動量によっては、パンツスーツも良いでしょう。
パンツスーツだと、アクティブで快活な印象を相手に与えます。あまり女性らしさを出さない営業スタイルであれば、マッチすると思います。

色は、ネイビー、グレー、ブラック、ベージュ、ホワイトだと安心感を与えます。柄は、ストライプか千鳥格子、チェックが無難です。

あとは、インナーやジャケットとのバランスで組み合わせましょう。当たり前ですが、ストライプだらけになったりしないように。

1-5.カテゴリ別 年代別 人気のスーツブランド

これまでの内容を網羅していれば、スーツブランドは好みで選んで問題ありません。参考までに、カテゴリ別の人気のあるスーツブランドをご紹介します。
オシャレではなく、シンプルな中にもカッコよさや可愛さがあるブランドです。

【王道スーツブランド】

  • AOKI(アオキ)
  • 洋服の青山
  • コナカ
  • ザ・スーツカンパニー
  • P.S.FA(パーフェクトスーツファクトリー)

【駆け出し期】 安くて、コスパが良い

  • 通販ブランド(ニッセン、セシール、ベルメゾン)
  • スーツセレクト
  • オリヒカ

【全世代で圧倒的な人気】

  • UNTITLED(アンタイトル)

【20代に人気】 シルエットや細かいところがかわいい

  • COMME CA ISM(コムサイズム)
  • INED(イネド)
  • EMMA JAMES(エマジェイムス)
  • Pinky&Dianne(ピンキーアンドダイアン)
  • THE SUPER SUITS STORE(ザスーパースーツストアー)

【20代、30代の両方に人気】 少し大人びて

  • theory(セオリー)
  • INDIVI(インディヴィ)

【30代に人気】 スタイリッシュに着こなす

  • NATURAL BEAUTY BASIC(ナチュラルビューティベーシック)
  • ICB(アイシービー)

【30代、40代の両方に人気】

  • BURBERRY(バーバリー)
  • ANAYI(アナイ)
  • NEWYORKER(ニューヨーカー)

【40代に人気】 かっこいいデザイン

  • 23区
  • OLD ENGLAND(オールドイングランド)
  • Theory Luxe(セオリーリュクス)
  • Paul Stuart(ポールスチュアート)

1-6.ストッキングは必ず着用しましょう

素足・生足は厳禁です。ベージュのストッキングが基本です。冬場でも、80デニールくらいにしましょう。あまり厚すぎるとカジュアルになり過ぎてしまいます。

1-7.靴は5センチくらいのヒールを

ブラックのヒール(ピンヒールは避ける)またはパンプス。ヒールの高さは5センチくらいまでにしましょう。
特に夏場はカジュアルになり過ぎて、サンダルなど履かないように気を付けましょう。

デザインの凝ったものではなく、シンプルなものが良いです。

1-8.ビジネス用のアウターを用意しましょう

色は、ベージュかブラック、ネイビー、グレーにしましょう。ホワイトやレッド系は派手になるためNGです。
フードやファーのない、シンプルなものを選びましょう。

1-9.アクセサリーは派手さを抑えてシンプルに

アクセサリーは無くても問題ありません。ピアスはあると大人っぽさが出やすくなります。
また、客先が工場の場合はアクセサリーNGとなりますので、注意しましょう。

check_boxピアス・イヤリング
片耳に1つずつまでにしましょう。目安として、5ミリ以内くらいのサイズに収めた方が好印象です。華美なものは避けましょう。

check_boxネックレス
付けるならシンプルで小振りなものを選びましょう。近年見かける”イニシャルネックレス”ですが、プライベート感が出るため避けましょう。

check_box指輪
片手に1個まで、ブラスレットは、時計と合わせて2個までにしましょう。

1-10.ネイルは清潔感を、香水はNG

check_boxネイル
まず長さは短くしましょう。ささくれや割れ爪などはないように最低限整えましょう。ネイルしたい人は、ベージュなどのナチュラルカラーでの単色またはフレンチが好ましいです。

check_box香水
使用は避けましょう。男性でも女性でも嫌がられることが多く、利点はありません。どうしても匂いが気になる方は、汗を拭いたりスプレータイプの消臭グッズを使うと良いでしょう。
近年、効果が持続するようになった「柔軟剤」を使うことで自然な香りが発せられ効果的です。

1-11.バッグはオシャレでなく使いやすさ

仕事をする上で最も接触機会の多いバッグは、非常に重要です。

特に営業職の場合は、1日外出していることもあるため、特に荷物が増えがちです。
少し大きめのバッグを使うと良いでしょう。すぐに出せるように、中が小分けになっている方が整理しやすく使いやすいです。

タイプとしては、ショルダーバッグかハンドバッグが無難です。

営業資料がA4であることが多いので、そのサイズが入るもので、革製や合皮製が良いでしょう。
ここでも色はブラック、ブラウン系です。

1-12.夏の季節は落とし穴ばかり

いわゆるクールビズの季節は、身に着ける物も少なくなり、油断大敵です。ビジネスシーンであることを常に意識しましょう。

まずはジャケット。基本的に着用しないまでも持っていた方が良いでしょう。客先の直前に着て商談に臨む、というのが正しい流れです。(業界的に、ラフな方が良い業界はジャケット無しでも大丈夫です。)
商談が始まってすぐに、お客様から「暑いでしょうから脱いでください」と高確率で言われるので、その時に脱ぎましょう。

そして脱いだ時に気を付けたいのが、「透けブラ」。暑いからと言って、シャツの下にインナーを着なかったりすると陥ります。商談以外の狙いがあるのであれば別ですが、ビジネスシーンでは“恥”となりますので、注意しましょう。

履物にも気を付けましょう。夏だからと、サンダルやミュールは避けましょう。

2.女性 営業職 おすすめの髪型

季節や年齢に関係なく、大切なポイントは3つあります。

  1. 清潔感
  2. シンプル・ナチュラル
  3. 年齢相応

です。

2-1.“清潔感”は必要最低条件

相手に不快感を与えず、好印象を与えることが大事です。その上で、清潔感は欠かせません。
清潔感を出すには、手入れをすることが重要です。

髪を洗う、トリートメントをする、ドライヤーで乾かす、ブラシをかける・・・このような基本的なことが大切です。

社会人になって忙しくなり、ついサボりたくなることですが、髪質は強く印象を形成します。あなたの印象が変わることで、営業成績も変わる可能性があります。忙しくても、最低限の手入れはしましょう。もちろん、美容室に行くことも忘れずに。

清潔感から好印象を与える髪型のポイントとして、おでこ、耳、フェイスライン、首元を出すと良いでしょう。すっきりとした清潔感と明るさを感じますね。
おでこについては、額を全て覆わない前髪ならOKです。サイドパーツ、センターパーツに分けるなどで、なるべく額を出すようにしましょう。

2-2.ヘアアレンジは2ステップまで

シンプル・ナチュラルというのは、ヘアスタイルにこりすぎないことです。

こるというのは、

  • 髪型を作る時の工程数が多い
  • ヘアアクセサリーのデザインが華美なもの

を指します。

目安として、工程数は2ステップまでにしましょう。ビジネスでは、マナーの方が大切でオシャレは不要だからです。
例えば、ロングの人でゴムを使わずにアレンジできる

  1. 髪を横2つに分ける
  2. 縦に結ぶ

という髪型もシンプルで良いでしょう。

ヘアカラーも、地毛の色からかけ離れた色は避けましょう。多少明るくするくらいなら良いですが、アイブローを髪の色に合わせる必要が出るレベルになると明るくし過ぎです。注意しましょう。黒髪はもちろんOKです。

2-3.顔の印象と合わせて“年齢相応”にしましょう

髪型は、顔にプラスして印象を与えることができる大切なパーツです。
<strong顔の印象とバランスをとって髪型の印象を決めましょう。

髪型は顔の印象にも大きく左右する要素の1つです。
年齢相応に見てもらえるように、顔の印象とバランスをとると効果的です。

その上で、20代、30代、40代と各年代ごとにポイントをお教えします。

check_box20代は流行も取り入れて
派手になりすぎない程度に、髪型に流行を取り入れてみましょう。「情報持っていそう、興味関心が深そう」という印象を顧客にも与え、営業としての安心感が生まれます。
20代は色々とチャレンジしてみると、経験値が高まり、30代以降にも活きてきます。

例えば芸能人では、上戸彩、水原希子、波瑠、新垣結衣、瀧本美織あたりは参考になるでしょう。

check_box30代は洗練さをアピール
30代は、1工程に収めてみましょう。20代よりシンプルに、素材を活かした髪型にすると良いでしょう。

20代で色々チャレンジして、自分のスタイルを確立する年代です。
30代は、髪の長さでも個人に似合った長さが許される年代です。
ロングからショートまで、自分に合った長さでシンプルにまとめましょう。

例えば芸能人では、広末涼子、松下奈緒、小池栄子、松たか子、竹内結子、小林麻央あたりが参考になるでしょう。

check_box40代は諦めずに若々しさを
40代は、老け込まないことがポイントになります。特に加齢による髪質の低下や白髪などに気を付けましょう。
どうしても40代になると髪ツヤがなくなったり、白髪が目立ちがちです。行き届いた手入れで、若さを保つようにしましょう。

髪が長すぎると少し落ち着いた印象が強くなるため、ミディアムからショートに収めると良いでしょう。

例えば芸能人では、吉瀬美智子、井川遥、米倉涼子、松嶋菜々子あたりは参考になるでしょう。
40代に見えないくらいのバイタリティとオシャレさがありますよね。

3.女性 営業職 おすすめのメイク

第一印象の中でも、最も影響力があるのが“顔”です。顔の印象を変える「メイク」は、相手にプラスにもマイナスにも左右する振れ幅の大きい要素です。

学校や会社ではなかなか教えてくれない「売れるメイクの仕方」について、ご説明します。

3-1.肌年齢=印象年齢

顔から受ける印象で、「印象年齢」に対して最も大きいのは「肌年齢」です。顔つきや目つきではありません。

肌悩みがある人は、ベースメイクでクリアにしておきましょう。

素肌が整っている人もノーメイクやあまりにもナチュラル過ぎる(カラーレス)メイクは避けましょう。ずぼらな印象を与えます。
逆に、肌悩みがある人や30代以降の人は濃すぎるメイクにならないように気を付けましょう。

3-2.30代超えたら、実年齢マイナス5歳を目指そう

30代を超えてくると「若く見られたい」という想いが強くなりがちです。想いが強すぎるあまり、一回り若いスタイルにしてしまう人も見かけます。

業界や顧客の担当者にも多少影響されますが、基本的に“少し若く”見られるくらいだと好印象になります。
“少し若い”というのは、実年齢マイナス5歳くらいが良いでしょう。

ポイントは“ナチュラルさ”です。化粧が濃いと老けてみられます。

ビジネスシーンで”濃すぎる”と判断されるポイントは

**アイラインをリキッドでしっかり入れる
リップが赤系、ローズ系
つけまつ毛、カラーコンタクト、エクステ
**
この3点は絶対に避けましょう。

ここからは、パーツごとにポイントをお教えします。

3-3.<アイメイク>目の印象は、優しさを

印象年齢に対しては肌の状態が大切ですが、人としての印象は、目の印象は大切です。
取っつき難かったり、キツイ印象にならないよう、相手の懐に入りやすくなるためには“優しい印象”が重要です。

check_boxアイシャドウ
基本的には、ベージュやブラウン系を使いましょう。ピンク・パープル系も良いでしょう。ラメやパールはビジネスシーンに合わないので止めましょう。

check_boxアイライナー
ブラックよりブラウンのペンシルタイプでぼかし気味に。あまりはっきり書かない方が親近感がわきます。

check_boxマスカラ
ブラックかブラウンで、ボリュームタイプよりもロングかカールを選びましょう。

check_boxアイブロー
色は髪の色に合わせたカラーで。パウダータイプでぼかし気味に。ペンシルで強く書き過ぎないようにしましょう。

形は、元の形を活かしたナチュラルなシェイプにしましょう。細すぎや眉山に角度がつくシェイプは、相手にキツイ印象を与えます。
逆に薄すぎや短すぎは、頼りない印象を与えます。手入れをしていない眉は、洗練されていない印象になります。

3-4.<チーク・リップ>派手にならないよう注意

check_boxチーク
アイシャドウとのバランスを取りましょう。

ベージュ・ブラウン系の場合は、オレンジ系で
ピンク・パープル系の場合は、ピンクやローズ系です。

チークを入れる場合は、頬骨の高い位置からこめかみに向けて入れましょう。ブラシを使ってふんわりと強く入れ過ぎないようにするのがコツです。
近年流行している「目の下チーク」や「まんまるチーク」は避けましょう。ビジネスシーンに不適切なので、常識のある入れ方をしましょう。

check_boxリップ
ピンクベージュが良いでしょう。血色が悪く見える青みの強い色や、派手すぎる真っ赤な色は避け、自分の唇に少し赤みがかった色だと好印象を与えます。グロスは使用せず、ツヤ感が欲しい場合にはリキッドタイプの口紅を使用しましょう。

4.女性 営業職 おすすめの持ち物・必需品 ~秘密の七つ道具編~

ここでは、「女性」にとっておすすめの持ち物、必需品をご紹介します。
いわゆる、名刺入れや腕時計、手帳、携帯充電器・・・などのアイテムは除いています。

女性が営業活動していて役立つ七つ道具を1つずつご紹介します。

1.化粧道具
一日中外出していると夕方には化粧が崩れてしまいます。お昼頃には一度化粧直ししましょう。ただでさえ荷物が多くなりがちなので、最低限で構いません。
口紅、ビューラー、アイライナー、プレストパウダー程度で良いでしょう。

2.バッグインバッグ/ポーチ
自分の持ち物だけでなく、営業資料やノートPC、商品サンプルなど持ち物が多くかさばりがちです。
手際よく物の出し入れが出来るだけでなく、バッグの型崩れを防ぐためにも積極的に使いましょう。

3.オーラルケア用品
エチケットとして必要になります。
ランチを外でとることになるため、ランチ後は使いましょう。歯ブラシや爪楊枝、時間がない時にはガムやタブレットでケアしておくと良いでしょう。

本来男性も使って欲しいのですが。

4.制汗グッズ
こちらもエチケット用です。
制汗スプレーは、出来れば無香料が良いです。どうしても臭いが気になる人は、洗濯時に柔軟剤を使うと自然な香りでカバーできます。

また、顔のテカりを抑えてくれる油取り紙も有効でしょう。

5.薬
急に体調が悪くなっても対応できるように、常備薬を持ち歩いた方が良いでしょう。自分が普段使っている薬がすぐに手に入るとは限りませんので。
冬場はリップクリームやハンドクリームもあると良いでしょう。肌がカサカサしている状態は、あまり良い印象は与えません。

6.ストッキング
意外と忘れがちなアイテムです。
出先でつい引っ掛けて電線・・・そんな時でもトイレですぐに履き替えて対応できるように備えましょう。

7.絆創膏
ちょっとした傷をケアすることも出来ますが、一番は靴擦れ対策です。
長時間、ヒールやパンプスを履いていると靴擦れが起きやすいです。足元を気にせずに動き回るためにも持ち物に加えておきましょう。

5.女性 営業職 おすすめの転職スタイル

転職活動した場合に、ファッションは意外と重要な要素です。第一印象がそのまま面接評価にも成り得るからです。

実は転職においても、これまでに説明してきた内容が基本的にはそのまま活かせます。
・清潔感
・華美ならずにシンプル・ナチュラルに
・年齢に相応しく
です。

ただし、リクルートスーツは20代前半までにしましょう。また、季節に関わらずジャケットは必ず羽織りましょう。

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